金型・部品加工業 専門コンサルティング

金型や部品の加工を営む製造業様を対象とする経営コンサルタント事務所です。金型・部品加工業 専門の中小企業診断士です。愛知県は三河(刈谷・知立・安城・岡崎・豊田など)や尾張(知多・大府・東海・名古屋など)の地区で、マシニングやワイヤーカットなどのNC加工、CAD、CAMをお使いの企業さまを支援いたします。お気軽にご連絡ください。




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CAM活用コンサルティング
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当事務所では、CAMの活用についてご支援しております。

マシニングやNC旋盤に直接手打ちでプログラミングしたり、送りをかけたりするのは
非常にハイリスキーです。

当事務所は、オススメCAMの代理販売もいたしますので、ぜひ加工のコンサルティングと
合わせてご相談ください。

例えば、仕上げ加工で狙った寸法がなぜか出ないなど、日々の加工の中で疑問点など
ありませんか。

CAMを活用してセオリーどおりの加工工程でプログラムを作り、しかも履歴を残して
いけば、全てではありませんが、安定した切削加工と作業者間のバラツキが減らせます。

①経営、②加工、③CAM活用、全てをつなげてコンサルティングできるのは、おそらく
唯一当事務所だけです。

ぜひお気軽にご相談くださいませ。

金型・部品加工業 専門コンサルティング
代表:村上英樹(元・金型技術者の中小企業診断士)

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【実体験を元に!】CAMのオススメポイント

NCフライスやマシニングの加工で活かせるCAMのオススメポイント

 

金型・部品加工業 専門コンサルティングの代表コンサルタントである

私、村上がこれまで使ってきたCAD/CAMは下記のとおり、さまざまです。

例えば、

  • VISI-CAD
  • hyper-MILL
  • たまごWIN
  • FEATURE CAM
  • CADKEY
  • オイクリッド

などです。

 

これらどのソフトも一長一短で、しっかりと目的に合わせて

使用することで、機械加工の生産性を高めることができます。

 

そんな中、今回はCADではなく、CAM機能にスポットをあて、

実際に私が使ってきて、「こんな便利な面があった」ということを

ご紹介していきます。

 

もしよろしければご覧になってくださいませ。

 

 

【実体験を元に!】CAMのオススメポイント①

 

CAMを使うことのオススメポイントは何と言っても、

前日など、事前に加工データを全て準備しておけることです。

 

これにより、翌朝から計画的な加工を行うことができます。

 

しかし思いませんか。

加工する製品に、工具径補正寸法追い込みによる

加工寸法の調整をかける箇所が多いので、事前に

加工データをつくっておくなんできっこないよって。

 

実は私もそう思っておりました。

 

たしかに、以前はよく使っていたハイス工具による

仕上げ加工は、工具の逃げにより、寸法追い込み作業は

よく行っておりました。

 

しかし今は、超硬工具が以前よりはるかに安く

購入できる時代です。

 

したがいまして、しかるべき加工工程で、切削加工を行えば、

ねらい寸法を出しやすくなりました。

 

10~20ミクロン単位の寸法公差は、再仕上げ加工を

追加することもありますが。

 

超硬工具を使うことである程度、狙った寸法が出せるということは

CAMにより事前に加工データをまとめて作りやすくなります。

 

しかも、こうすることで使用する工具の有無なども事前にわかり、

加工途中で、「あっ!工具が無い」とか言って、

加工途中のワークを降ろせないまま、工具の調達に走り、

機械稼働率を大きく低下させてしまう、といった

トラブルも格段に少なくなります。

 

特に、加工機械が複数ある企業様においては、

使用する工具の重複はよくあることです。

 

工具がかち合ってしまい、待たなくてはいけなかったと

いった経験は私もよくありました。

 

というように、事前に、特に前日に加工データを作っておけるという

メリットはいろいろあり、実際にやってみるとたくさん出てきます。

 

今や、ミスミなどの通販を使うと、夕方17時までにFAX注文すれば

翌朝、宅急便で工具が到着する時代です。

 

ぜひCAMを導入して、合理的、ローリスクな機械加工を行ってください。

 

当事務所でも、使いやすく格安な、2次元CAD/CAMを販売しており、

実際に加工で使えるところまでコンサルティングいたしますので、

ぜひともご検討くださいませ。

 

金型・部品加工業専門コンサルティング

代表コンサルタント:村上英樹

 

 

 

【実体験を元に!】CAMのオススメポイント②

 

さて、当事務所では3次元ではなく、

2次元CAD/CAMの代理店販売をいたしております。

 

なぜ3次元ではなく、2次元を推奨しているのか。

それには理由があります。

 

もちろん立体形状の加工には、3次元CADによりモデルを作成し、

それを演算にかけ、切削加工するための工具座標位置データを計算する

3次元CAMは必要です。私もそのオペレーターを何年もやってきました。

 

もしこれまでNCフライスやマシニング、ワイヤーカットなどに手打ち

NCプログラムを作成・入力してきたが、これからはCAD/CAMを導入して、

手打ち入力をやめようとご検討されている企業様がおみえでしたら、

まずは今後の導入目的をしっかり明確にされるとよいと思います。

 

過去に記事にしておりますが、2次元加工を主にされている企業様が、

今後3次元加工も少しやるかもしれないということで、安い

3次元CAMを導入しようというのは、とてもリスキーです。

 

なぜなら、切削加工に必要な細かな設定については、2次元CAM

の方がはるかに多くの機能が装備されているからです。

 

逆に言い換えると

安い3次元CAMの場合、例えば、切削加工において工具がワークに接触する

際のアプローチ方法が直行しかない、しかも速度調整もできない、といった

非常に加工がやりにくくなるようなソフトも有り得るということです。

 

実際に製造現場でお仕事をされている技術者の方でしたら、ご理解いただけるかと思います。

 

アプローチの軌跡の種類や速度調整、ヘリカル切り込みやコーナー取り残し加工や、

側面や底面の削り残し設定など、柔軟な機能がないと、さまざまな場面で困ることが

容易に想像できると思います。

 

ですから私は、

2次元の加工が主の加工業者様は、2次元CAMをご導入いただき、

3次元加工がもし必要でしたら、そこは妥協せず、VISIなど、細かな加工設定が

できるミドルレンジの3次元CAMをお使いいただくことをオススメしております。

 

このように、 「ちょっと簡単に3次元加工がやれればいい」のつもりで、安価な

3次元CAMを導入すると、2次元加工も3次元加工も、その両方が犠牲になります。

 

したがいまして、本サイトでご紹介しているようなCAMを使うメリットを得たいという

企業様は、まずは2次元CAMでしっかり実感してみてはいかがでしょうか。

 

当コンサルタントがオススメするのは、下記のキャメストです。

簡単な操作で安価な2次元CAD

細かな設定ができて、やりたい加工に合わせられる2次元CAM

※画像をクリックすると拡大されます

 

キャメストでは、細かな加工設定ができますので、

「こういった手順で加工工程をつくりたいなぁ」が

ほぼ実現できると思います。

 

例えば、

ポケット加工をする際、チップ荒取り工具でそのまま底面まで仕上げ(加工しろは

荒取り2ミリ、仕上げ0.2ミリ。ヘリカルアプローチ使用)、1ミリ残しておいた側面を

別工具のソリッドエンドミルで仕上げる(Zピッチ3ミリ。Rアプローチ)といったような

加工工程が柔軟につくれます。

 

CAMの理想的な使い方は、

加工をCAMに合わせるのではなく、

CAMを加工に合わせる、だと思います。

 

詳しくは、当事務所までお気軽にお問合せください。

金型・部品加工業専門コンサルティング

代表コンサルタント:村上英樹

 

 

 

 

【実体験を元に!】CAMのオススメポイント③

 

次のCAMのオススメポイントは、「NCプログラムの手打ちを減らせる」ことでしょうか。

この「手打ち」については、切削加工におけるテーブル送りをレバー操作などで行う

手動操作も含みます。

 

さて、これについては、賛否両論に分かれます。

 

例えば、CAMを使用することと比較した、切削加工を手打ちで行うメリットとして、

 

  • とにかく即、加工に入ることができ、かかる工数の少ない製品ほど、
    早く出来上がる効果が大きい。
  • 有人作業で行うことが多く、工具欠損・ワークの振動などの状況に
    合わせながら、限界まで加工条件を上げることができる。
  • 必要な部位の加工プログラムをつくって即、切削加工に入り、その
    加工中に別の箇所の加工プログラムをつくるといった、事前準備
    時間をかけない生産が可能になる。

といったことでしょうか。

 

この効果は大きいです。特に一品料理を扱う、多品種一品受注生産の中小企業は、

毎回NCプログラムを打ち変える必要があり、事前準備に大きな時間をかけていたら、

受注できる数量が限られてしまいます。

 

ところで、逆に手打ちのデメリットは何でしょうか。これについては、

 

  • ヒューマンエラーの発生頻度が高まります。「あっ!」と思わず声が出て、
    レバーの方向やNCプログラムのプラスとマイナスの間違い、
    数字の166と116の間違いなど、挙げだしたらキリが無いと思います。
  • 履歴がとれないことです。工作機械のCNC制御盤の中のプログラムを直接
    書き換えるので、基本的には変更履歴は残せないと考えるべきです。

といったように、主に管理上の問題が中心となってきます。

 

リードタイムをとるか、管理の正確さをとるか、難しい問題です。

 

しかし、逆に言い換えると、

CAMを使ってでも、手打ちのメリットを活かせるような使い方が、もしできれば、

手打ちのデメリットを解消でき、管理された生産が行いやすくなります。

 

もちろん、完全にとって変わるわけにはいきませんが、私は過去に、

S50Cなどの鋼材部品加工

SKD11、SKD61などの金型部品加工

SS400、SUS304、SUS403などの製缶品の切削加工

SS400、S50C、SK3など金型で使うプレートの穴加工

など、さまざまな場面で、CAMを使ってきましたが、手打ちで発生する

イージーミスも減らすことができたことで、生産性は大きく低下させず運用できました。

 

手打ちは早いとは言いましても、

  • 電卓を使った交点計算
  • 空運転によるNCプログラムのチェック
  • 試し削り
  • 工具長補正の確認
  • 工具径補正の確認

などの作業はあり、生産準備時間はかかります。

 

特にCAMを使った場合に私は、工具径補正を使うことをやめました。

工具径補正を使うことは、意外にリスキーだと思ったからです。

 

  • G41とG42の間違い
  • 補正番号の間違い
  • 補正量の入力間違い
  • 補正がうまくかからない形状がある
  • アプローチ軌跡をしくじると補正がうまくかからないときがある
  • コーナー逆Rがついてしまうときがある

など、トラブルの発生要因は多いです。

特にレガシーマシン、古い制御器を持つNCフライスは要注意でした。

 

ですから私は、工具径補正は使わず、CAMの中で工具半径分を加味した

座標軌跡を計算させ、そのNCプログラムを出力して加工しておりました。

 

オススメポイント②でも書きましたが、超硬工具を使い、しかるべき手順で

切削すれば、結構ねらい寸法は出ると思います。

 

このように、CAMは立ち上がるまでが大変で、そのイメージから、生産事前準備に

時間をとられるイメージがあります。

ですが、適切に運用することでそのデメリット部分を解消することができます。

2次元CAD/CAMを使って手打ち加工の問題点を解決

※クリックすると 拡大します

 

CAMのご使用を検討してみてください。