金型・部品加工業 専門コンサルティング

金型や部品の加工を営む製造業様を対象とする経営コンサルタント事務所です。金型・部品加工業 専門の中小企業診断士です。愛知県は三河(刈谷・知立・安城・岡崎・豊田など)や尾張(知多・大府・東海・名古屋など)の地区で、マシニングやワイヤーカットなどのNC加工、CAD、CAMをお使いの企業さまを支援いたします。お気軽にご連絡ください。




TEL.0566-21-2054(携帯電話は 080-5130-2065)
FAX.0566-95-5130
受付時間:平日 8:30~21:00
〒448-0853 愛知県刈谷市高松町5丁目

【コンサルタントの相性】抵抗感のある改善実行策とは

【コンサルタントの相性】抵抗感のある改善実行策とは

愛知県の経営コンサルタント

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

こんにちは。愛知県の技術系経営コンサルタント、

金型・部品加工業 専門コンサルティングの代表の村上です。

 

早速ですが、先日こんな事がありました。

 

マシニングの主軸に付ける切削工具の振れ精度についての話しです。

 

私はオペレーター時代、エンドミルを使った肩削りによる

仕上げ加工をする際、パワーチャックに取り付けたエンドミルの振れを

ダイヤルゲージを使って調整しておりました。

 

具体的には、工具を回転させ、ダイヤルゲージで確認し、緩めては

締めなおして調整するといった手順です。

 

その時、マシニングは、主軸回転をニュートラルにするか、

高速回転の設定にすれば手で回せますので、その状態で

調整しておりました。

 

そこで本題はここからなのですが、先日とある中小企業診断士の先輩と

この振れをどのくらいまでで許容するかという話をしておりました。

 

そこで私が「10ミクロン以内でしょうか」と言ったところ、

「やっぱりその程度と言うと思ってた」と、その先輩診断士はおっしゃいました。

 

その先輩診断士は、ものづくりはよく知っているのですが、

マシニング操作の経験は無いと私は知っていたので、正直

少しカチンと来ました。

 

しかし、この時、多くのコンサル現場で改善がうまくいかない

理由がわかりました。

 

先程の例で言えば、パワーチャックから工具を150ミリほど

突きだした事例だったのですが、この状態での

10ミクロン以内の振れ修正作業は、結構たいへんです。

 

何度も機械から手動で取り外しては、チャックを緩めて、

再び工具を付け直し、振れが無くなるまで

同じことを繰り返して調整します。

 

100Zの壁面仕上げでは、そこまで調整しないこともありますが、

25Z以下の仕上げ面ですと、幅寸法公差にもよりますが、

振れ調整が必要になることが多いです。

 

こんな大変な作業を、経験が無いコンサルタントに

知識だけで指示されることは、何より現場の作業者の方々に

抵抗があるのではないでしょうか。

 

「他社ではみんなやってますよ」と言われるより、

「大変なことは私もわかってます。でも必要なコトではないですか」と

言われる方が心理的抵抗は少ないと思います。

 

先日ご訪問した試作鈑金メーカー様でも、過去に大手メーカーOB

コンサルタントによる現場改善は、そのコンサルタントと現場作業者とが

ケンカになってしまい失敗に終わったそうです。

 

どのようなコンサル内容であっても、改善策を実行するのは

社長様ではなく、現場の各担当者です。

 

つまり、現場の方々が納得して実行してもらえる

改善策でなければ、

実行されないか、ケンカになって終わりです。

 

具体的に実行されるところまでイメージして、

コンサルタントはお選びいただく方がオススメです。

 

金型・部品加工業 専門コンサルティング

代表コンサルタント:村上 英樹

 

 

 

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA