金型・部品加工業 専門コンサルティング

金型や部品の加工を営む製造業様を対象とする経営コンサルタント事務所です。金型・部品加工業 専門の中小企業診断士です。愛知県は三河(刈谷・知立・安城・岡崎・豊田など)や尾張(知多・大府・東海・名古屋など)の地区で、マシニングやワイヤーカットなどのNC加工、CAD、CAMをお使いの企業さまを支援いたします。お気軽にご連絡ください。




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【製造業のトラブル減少対策】現場の不良を減らすには(新人教育も含め)

【製造業のトラブル減少対策】現場の不良を減らすには(新人教育も含め)

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こんにちは、金型・部品加工業 専門コンサルティングの

代表コンサルタントの村上です。

 

先日、専門家派遣の仕事で、とある製造業様を経営診断させて

いただきましたが、無事に終了しました。

 

とても意欲的な経営者様で、診断している私も気持ちよくお仕事ができました。

 

その中で、一番キモになった診断ポイントは、不良発生による現場の

トラブル発生と、それによる納期遅延余剰在庫ロス発生の問題でした。

 

この点について、話しをお聞きすると、大抵どちらの会社様も

思いあたる問題が、作業中にチェックシートを使っていないことです。

 

これについては、私はどんなベテランさんであっても必要だと思っております。

 

私自身、20年以上経験のある作業でも、簡単セルフチェックシート・メモは使っていました。

 

例えば、マシニングの自動加工のセット作業においても、次のような

多岐に渡る作業があると思います。

  1.  ワークの基準だし(XY基準)
  2. 芯出しバーの半径分ずらし
  3. 工具のパワーチャックの締め忘れ
  4. 工具長補正
  5. 工具径補正
  6. 工具そのものの直径確認(必要によって10ミクロン単位をマイクロで)
  7. NCプログラムの内容
  8. クーラントの有無や種類
  9. ワークのZ基準
  10. チップ工具のチップの摩耗、チップのコーティング材種の種類、ノーズR、締め忘れ
  11. ソリッド工具の種類と摩耗
    などと挙げればキリがありませんが、この後もまだありますよね。

また、プレス金型のトライ作業でも、次のような作業があると思います。

  1. 金型そのものの完成度のチェック(クリアランスの確認やカジリの有無など)
  2. プレス機の型のスライド高さをダイハイトと合わせる
  3. プレス機にクランプを使って締め付けをする
  4. 必要であれば、ダイクッションをセットする
  5. 被加工材の材料の準備と、その種類と板厚を確認する
  6. 油圧プレスであれば、加圧トン数をセットする
  7. 順送型であれば、コイル材に模した短冊材をセットする
  8. 同じく順送型であれば、スタート位置の確認(ミスるとパイロットピンで抜いてしまう)
  9. クランクプレスであればspmを合わせる
  10. まずは、寸動で型の合わせと動き確認
  11. 必要であれば、グリスや絞り油の塗布
  12. トライなので、鉛・板厚チェックの準備をする
  13. すりあわせ確認が必要な部位には光明淡を塗布する
  14. 順送型であれば、最終工程まで材料がいくまではダミー材をはさむ
  15. プレス後の寸法・品質・外観チェック
  16. チェックに使用したダミー材の除去など、
    こちらもたくさんありますよね。

といったように、一つの作業のように見えても、その要素作業には、

実はこれだけ多くの作業があります。

 

このうちのどれか一つが抜けても、ワークにぶつける、工具が破損する、

機械をぶつける、型を壊す・割る、などの重大なトラブル発生要因になりかねません。

 

これ、毎日の仕事の中で、漏れ・抜けなく完璧に作業するのは難しいと思います。

人間ですので、体調の良し悪しや好不調もありますしね。

 

ですから、私は、簡単で良いので、セルフチェックシートを自分でつくる

簡単チェックシート」をオススメしています。

 

  • つくる、書くのは作業者個人の仕事。
  • それを指示・指導・内容確認をするのは管理者、リーダーの仕事。

そんな役割分担が良いのではないでしょうか。

 

これら作業マニュアルを全て、管理者や間接スタッフが整備するのは大変ですし、

ギリギリのスタッフで仕事をしている中小企業には厳しいです。

 

ですから、作業者自身が、

  • 教えてもらったときに、自分でメモしてつくる
  • 次に作業する人に横展開する

こうすることで、会社や指導者の負担がかなり減ります。

 

私自身がこうして簡単にやって、負担を減らしてきました。

もしよろしければ、御社でも取り入れてみてください。

 

そして・・・

 

新人さん、入社初日の教育。これは、もっとも大変です。

 

なにしろ、続けてくれるのかどうかも不透明な中で、大きく時間を割いての

教育になります。

しかも会社のエースをあてることも多いですよね。

 

そんな御社のために、こんな初日用のマニュアルもつくりますので、

ぜひお気軽にお問合せください。

製造業(溶接製缶業)で使用する入社初日用の作業マニュアル② 製造業(溶接製缶業)で使用する入社初日用の作業マニュアル①

(写真は溶接製缶業の契約企業様のためにつくった冊子です。クリックで拡大します)

 

金型・部品加工業 専門コンサルティング
代表:村上 英樹(中小企業診断士、元・プレス金型技術者)
愛知県刈谷市高松町5丁目 TEL 0566-21-2054

 

 

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