金型・部品加工業 専門コンサルティング

金型や部品の加工を営む製造業様を対象とする経営コンサルタント事務所です。金型・部品加工業 専門の中小企業診断士です。愛知県は三河(刈谷・知立・安城・岡崎・豊田など)や尾張(知多・大府・東海・名古屋など)の地区で、マシニングやワイヤーカットなどのNC加工、CAD、CAMをお使いの企業さまを支援いたします。お気軽にご連絡ください。




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【CAM技術】突出し長さと儲かる秘訣。(マシニング・NCフライスの金型加工)

【CAM技術】突出し長さと儲かる秘訣。(マシニング・NCフライスの金型加工)

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私は、製造業専門の経営コンサルタントでありまして、毎日のように、
ここ愛知県のものづくり企業様をご訪問させていただいております。

 

そんなある日、ある金型メーカー様をご訪問させていただいた時のことです。

マシニングで大きなワークを3次元切削されており、その加工技術に
感銘を受けていたのですが、ふとあることに気づきました。

 

その時、大荒取り加工をされていたですが、下図の左側の工具の状態のように
突出し長さが必要以上に長いことに気づきました。

 

 

マシニング切削の突出し長さ

 

おそらく、NCプログラムをCAMで計算させたあと、出力したデータシートに
記載されているZの最下点の数値と加工ワークの最も高いところとの差を
突出し長さにしたのだと思います。

 

この方法は、パスの計算後、すぐさま加工に入ることができるといったメリットがあります。

ところが、上の図の右側、つまり突出し長さの短い状態と比較すると、左図の方は
工具ホルダーへの負荷により加工送り速度が上がらなくなり、加工が遅くなります。

逆の言い方をすれば、右図の状態の方が送り速度を上げることができます。

 

しかしながら、上の図のワークはまだ単純ですが、複雑な3次元形状になると、
この許容される突出し長さはCAMに自動で計算させるか、3次元CADモデルから
もっとも形状段差が大きいところを探しだし、2点計測などで測定しなくてはいけません。

この作業が手間であったり、たいへんなのですが、大きなワークほど、
遅い送り速度の加工によるロスは、大きくなっていきます。

 

今、中部地方の中小製造業様は、皆、オーバーフロー状態です。次から次へと
仕事をまわしていかなければならない状態です。

 

少しでも送り速度を上げる。特に荒取り加工は改善ネタが多い加工です。

むしろ仕上がり品質が要求される仕上げ加工は、コスト面の改善余地が少ないとも言えます。

 

効率が良く早い荒取り加工は、「儲け」と直結しているとも言えるかもしれません。

よろしければ、ツールともども一度見直されてはいかがでしょうか。

 

金型・部品加工業専門コンサルティング

代表:村上 英樹

 

 

 

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